この記事の内容
編集前の準備
スマートフォン視聴なら縦9:16、テレビやプロジェクターなら横16:9を基本候補にし、実際の再生環境を優先します。途中で比率を変えると全素材の位置がずれるため、最初に固定します。
端末の空き容量を確認し、クラウド上だけにある写真は元サイズをダウンロードします。元動画を複製し、複製したほうの冒頭と末尾を切っておくと、編集画面が軽くなります。
音なしの仮編集を作る
編集アプリで『新規プロジェクト』『ムービー作成』などを選び、写真と動画を再生する順番に追加します。タイムライン上で素材を長押しして並べ替え、写真は3〜5秒、動画メッセージは必要な発言だけを残し、全体を3分前後にします。最初に祝福、途中に思い出、後半にメッセージ、最後に次の予定を置きます。切り替え効果は一種類にそろえます。
縦写真を横動画へ入れる場合は、無理に顔を切らず、左右の余白に色や同じ写真のぼかしを置きます。
文字と音を足す
文字は一画面二行までにし、画面端から5〜10%ほど内側に配置します。動画メッセージには、聞き取りにくい箇所だけ短い字幕を付け、すべてを書き起こして画面を埋めません。
人ごとの音量差を確認し、急に大きくなる素材を下げます。BGMを使う場合は声の区間で小さくし、利用条件を確認した音源だけを入れます。
書き出しと共有テスト
書き出し時は、アプリで選べる場合は1080pを選びます。完成後は編集アプリではなく端末に標準搭載された写真・動画アプリで、最初から最後まで再生します。別のスマートフォンへ実際の方法で送り、文字の切れ、音、画質を確認します。メッセージアプリによっては圧縮されるため、元画質で共有できるクラウドリンクも用意します。
完成後は編集プロジェクト、元素材、完成ファイルを分けて保存し、本人へ渡したあと参加者の動画をいつ削除するか決めます。
仕上げるまでの手順
縦横を固定し、音なしの仮編集から書き出し確認へ進めます。
- 視聴画面に合わせて縦横を固定する。
- 元データを残して制作素材を複製する。
- 音と装飾なしで3分の仮編集を作る。
- 短い文字と必要最小限の切り替えを加える。
- 最初から最後まで再生し、声とBGMの音量差を確認する。
- 別端末へ実際に送り、圧縮後まで確認する。
よくある失敗と直し方
スマホ編集は、装飾を先に入れず、書き出し後まで確認します。
- 最初からテンプレートの動きと装飾をすべて入れる。後で写真を削るたび、文字や音の位置もずれる。代わりに、素材順と長さを確定してから装飾する。
- 縦動画を横いっぱいに拡大する。頭や手が切れ、メッセージの表情が見えにくい。余白を生かして全身または顔を残す。
- 編集画面だけ見て完成とする。書き出しや送信時の音ずれ・画質低下を見逃す。そのため、書き出し後、別端末へ実際に送って全編を見る。
完成前のチェックリスト
- 比率を最初に固定した
- 元データへ上書きしていない
- 写真と動画だけで仮編集を完成させた
- 文字が端から離れている
- 動画ごとの音量差を確認した
- 送信後の別端末でも再生した
よくある質問
Q. 無料アプリだけで作れますか?
3分ほどの個人用動画なら無料アプリでも作れます。ただし、透かしの有無、1080pで書き出せるか、使える音源の条件を事前に確認してください。
Q. 写真が粗くなります。
SNSからの保存画像ではなく元データを使い、必要以上に拡大しません。書き出し解像度と、送信アプリの圧縮も確認します。
Q. 編集途中で容量不足になりました。
完成動画や他の写真を無理に削除せず、不要なキャッシュや別の大容量データを安全な場所へ移します。プロジェクトが素材を参照している場合があるため、制作素材は消さないでください。