手紙・スピーチ

記念ムービー・文章・イラストの依頼文テンプレート|希望が伝わる書き方

制作依頼で認識違いを減らすには、『おしゃれに』『感動的に』という雰囲気より、用途、納期、予算、素材、残したい要素、避けたいこと、納品形式を先に伝えます。決まっていない項目は無理に埋めず、『提案希望』と書けば構いません。

ムービー、文章、イラストで共通する基本テンプレートと、制作物ごとに足す情報を分けておくと、複数の相談先を同じ条件で比較できます。

先に結論依頼文は『何を作るか』『誰に贈るか、または誰に見せるか』『希望納期と予算』『素材の数と状態』『必ず残すこと』『避けたい表現』『希望納品形式』『質問したい料金・修正条件』の順で書きます。見積もり前に個人情報を必要以上に送らず、仮名や素材数だけで相談します。
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まず共通の8項目を書く

一つ目は制作物と用途、二つ目は贈る相手と見る人、三つ目は希望納品日と予算上限、四つ目は素材数と現在の状態、五つ目は必ず残したいこと、六つ目は避けたいこと、七つ目はデータや印刷物などの納品形式、八つ目は料金・修正条件について確認したいことです。

決まっていない場合は空欄にせず、『BGMは利用条件も含めて相談したい』『印刷サイズは飾る場所から提案希望』と、どこまで提案してほしいかを書きます。すべてを『お任せ』にせず、自分で決める部分も示します。

共通テンプレート

例文

『【制作物】家族へ贈る3分の記念動画。【用途・視聴場所】自宅のテレビで誕生日当日に上映。【希望納品日】10月10日、イベントは10月15日。【予算】追加費用を含め2万円まで。【素材】写真25枚、短い動画6本、コメントは準備済み。【残したいこと】母の笑顔と家族全員の一言。【避けたいこと】年齢いじり、派手な点滅、元写真にはない顔立ちや表情を作ること。【納品】16:9のMP4。初稿日、修正回数、BGMの利用範囲、素材削除時期をご教示ください。』

一文を丁寧に飾るより、見出しを付けて事実を分けます。複数人へ相談する場合も同じテンプレートを使い、回答を納期、総額、修正、納品形式で比較します。

具体例見積もり段階では『母』『家族』と書き、依頼先が決まるまで本名、住所、顔写真の原本を送らない方法もあります。

ムービー依頼で追加する項目

縦・横の比率、希望する動画の長さ、写真枚数、動画本数と各秒数、視聴機器、テロップ、BGM、書き出し形式を足します。結婚式なら会場仕様書と提出期限、SNS投稿なら公開先と音源ライセンスも伝えます。

素材の向きや音量がばらばら、古い写真が多い場合は先に申告します。写真追加、音声補正、比率違いの書き出し、DVD化が基本料金に含まれるかを購入前に確認します。

文章・スピーチ依頼で追加する項目

読み手、読む場、文字数または持ち時間、普段の呼び方、必ず残す事実、触れない話題、希望する文体や敬語の程度を伝えます。下書きがあるなら、全文作成ではなく添削、短縮、話し言葉への修正のどこまで必要かを書きます。

家族や友人の出来事を制作者が想像で足さないことを条件にします。納品後は、固有名詞と事実を依頼者自身で確認し、自分が実際に言える表現に戻します。

イラスト・記念品依頼で追加する項目

人数、写真の有無、残したい表情、服装、小物、背景、画風、飾る場所、印刷サイズ、データ利用範囲を伝えます。複数写真を一枚にまとめる場合は、同じ時期の姿として描くのか、現在の姿を基準にするのか明確にします。

本人らしさを損なわないよう、変えないでほしい毛色、眼鏡、髪形、ほくろなどを三点まで挙げます。実績公開、SNS掲載、商用利用、二次印刷、著作権・利用許諾の範囲も確認します。

送信前の手順

依頼文を送る前に、希望と質問を分けます。希望は完成品に反映してほしい条件、質問は料金や対応範囲の確認です。回答をもらったら、口頭で決めず、やり取りの画面に条件を一文でまとめます。

  1. 用途・贈る相手・視聴場所を一文で書く。
  2. イベント日から確認期間を引いた希望納品日を決める。
  3. 素材数、残すこと、避けること、納品形式を記入する。
  4. 制作物別の追加項目と、総額・修正・納期の質問を足す。
  5. 個人情報を仮名にして同じ文面で候補に相談する。
  6. 購入前に合意条件をやり取りの画面に残す。

依頼文で起きやすい失敗

詳しく書くことと、すべてを決めることは同じではありません。自分で決めたい条件と、提案を受けたい範囲を分けます。

  • 『感動的にお任せ』だけで送る:完成イメージの基準がないため、残す事実と避けたい演出を具体化します。
  • イベント日だけを書く:確認と修正の時間がなくなるため、希望納品日を別に示します。
  • 見積もり前に全写真と住所を送る:必要な素材数と共有方法を先に聞き、購入先が決まってから必要最小限を渡します。

完成前のチェックリスト

  • 制作物・用途・贈る相手・視聴場所が一文で分かる
  • イベント日とは別に希望納品日を書いた
  • 予算上限と追加費用の確認がある
  • 素材の種類・数・状態を数えた
  • 必ず残すことと避けたいことを分けた
  • 修正回数・納品形式・データ削除を質問した
  • 見積もり段階の個人情報を最小限にした
  • 合意内容を取引画面に残す

よくある質問

Q. 予算が分からない場合はどう書きますか?

素材数、希望する動画の長さ、納期、必要作業を示し、『作業ごとの料金を教えてください』と書きます。上限があるなら隠さず伝え、省ける工程を提案してもらいます。

Q. 参考画像を送ってもよいですか?

好みを伝える参考には使えますが、他者の作品をそのまま複製する依頼は避けます。好きな色、余白、文字量など、参考画像のどこが好みなのかを分けて説明します。

Q. 複数人へ同じ依頼文を送ってもよいですか?

相談先の規約に従い、同じ条件で比較できます。正式に依頼する相手は一人に絞り、ほかの候補には速やかに辞退を伝えます。