この記事の内容
40字前後:贈り物に添える一言
いつも気にかけてくれてありがとう。今度は私が二人を食事に誘います。楽しみにしていてね。
お父さん、お母さん、いつもありがとう。二人でゆっくり楽しんでもらえたらうれしいです。
100字前後:誕生日や記念日
お母さん、誕生日おめでとう。帰るたびに私の好きな料理を用意してくれること、当たり前だと思っていたけれど、本当にうれしいです。今度は私がごちそうします。これからも元気で、好きなことをたくさん楽しんでね。
お父さん、いつも頼りにしています。家具が壊れるたびに道具を持って来てくれるけれど、次は直し方も教えてください。誕生日おめでとう。また一緒に飲もう。
200字前後:何でもない日に渡す
お父さん、お母さんへ。この前、仕事で落ち込んだとき、お母さんが電話で最後まで話を聞いてくれ、お父さんが何も聞かずに果物を送ってくれました。二人らしい励まし方に、離れていても支えられていると感じました。普段は照れくさくて言えないので、今日は書いて伝えます。いつも本当にありがとう。次に帰ったら、三人でゆっくりごはんを食べよう。
短文を自分らしくする具体語
料理名、場所、口癖、次の予定のいずれかを一つ入れます。『おいしいごはん』を『帰ると作ってくれる肉じゃが』に、『また会おう』を『来月の土曜日にランチへ行こう』に変えるだけで、定型文から離れます。
書き上げるまでの手順
媒体と文字数を決め、具体語を一つ入れた短文に整えます。
- カード、LINE、便箋など媒体を決める。
- 伝えたいことを感謝・祝い・お詫び・予定の一つに絞る。
- 料理、場所、行動、口癖から具体語を一つ入れる。
- 最後に次の予定か健康を願う言葉を添える。
- 一度声に出し、普段使わない敬語を直す。
よくある失敗と直し方
短文は強調語や固い敬語が目立ちやすいため、普段の言葉へ戻します。
- いつも本当に本当にありがとう。感謝しかありません。強調語が増えても、何への感謝か伝わらない。繰り返しを一つ削り、具体的な行動を一つ足す。
- 健康に留意し、益々のご活躍を祈念します。家族への言葉として固く、本人の声に聞こえない。代わりに、『無理しすぎず、好きなことを楽しんでね』など普段の言い方にする。
- 短いことを謝る前置きが本文より長い。謝罪が主役になる。『短いけれど、今日は伝えたくて書きました』の一文で十分。
完成前のチェックリスト
- 目的が一つに絞れている
- 両親にしか通じない具体語が一つある
- 強調語を重ねすぎていない
- 家族らしい呼び方になっている
- カードやLINEなど、送る方法に合った長さである
- 読み返して実際に自分が言えそうな文である
よくある質問
Q. 両親二人へ一枚のカードで大丈夫ですか?
大丈夫です。共有の贈り物なら自然です。二人それぞれへの一言を一行ずつ入れると、それぞれへの気持ちが伝わりやすくなります。
Q. LINEで送るのは失礼ですか?
普段の連絡手段がLINEなら問題ありません。残る形にしたい節目では、あとからカードを渡す選択もできます。
Q. 敬語にしたほうがよいですか?
普段の親子の距離に合わせます。急に敬語へ変えるとよそよそしくなるため、祝いの一文だけ丁寧にし、残りはいつもの言葉でも構いません。