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関係別の金額は幅で考える
付き合いの年数、職場の慣例、相手の立場で適切な額は変わります。同じ部署ですでに慣例がある場合は合わせます。個人で高額品を贈るより、連名で一つにまとめたほうが受け取りやすいこともあります。
好みが分からないときの三条件
消耗できる、持ち帰りやすい、使う時期を選ばない、の三条件で絞ります。生花は華やかですが遠距離通勤には負担になるため、小さな花束や配送も検討します。
避けたほうがよい品
年齢を強調する健康器具、サイズが必要な衣類、強い香りの品、管理が難しい植物は、本人の希望が分からない限り避けるのが無難です。現金や商品券を贈る前に、職場の規定と相手との関係を確認します。
具体例
相手との関係や、本人が物を増やしたくないかどうかで、実用品、体験、家族との食事のどれが受け取りやすいかは変わります。金額だけでなく使う場面まで想像できる三例です。
- 同僚へ名入れなしの上質な日用品タオル、タンブラー、菓子など消耗・実用品を選びます。名前や退職日を大きく入れないほうが普段使いしやすくなります。
- 部署から選べる体験ギフト有効期限、利用地域、同伴者分の追加料金を確認します。
- 家族から食事と写真冊子食事が主役なら品物を小さくし、節目の写真を10〜20枚の冊子にまとめます。
予算と準備
個人で贈るか部署で連名にするかによって、妥当な金額と集め方が異なります。まず職場の慣例を確認し、次の幅から相手に気を遣わせない範囲を探します。
- 同僚へ個人:3,000〜5,000円
- 上司へ個人:5,000〜10,000円
- 部署連名:合計5,000〜30,000円
- 家族から:5,000〜40,000円
- 取引先:社内規定の範囲内、一般に5,000〜20,000円
- 準備:職場の贈答規定
- 準備:過去の部署慣例
- 準備:本人の荷物量と帰宅手段
- 準備:アレルギー、飲酒、香りの好み
- 準備:納期と名入れ表記
- 準備:保証書や交換方法
準備の進め方
贈る単位と上限額を先に決め、本人の好みを確かめてから候補を比較します。サイズや持ち帰りで困らないかまで確認してから購入します。
- 贈る単位を個人か連名か決める
- 上限額と一人あたり負担を決める
- 本人の好みと避けたい品を近しい人に確認する
- 候補を実用品・消耗品・体験の三系統から比較する
- 納期、包装、持ち帰り方を確認して注文する
- 誰からの贈り物かカードに明記する
よくある失敗と防ぎ方
記念らしさを足すほど、普段使いしにくくなったり持ち帰りの負担が増えたりすることがあります。贈った後の暮らしまで考え、よくある三つの行き違いを避けます。
- 名入れを大きくして日常で使いにくくする:本人の希望がなければ、箱やカードだけに名前を添えます。
- 花束が大きく電車で持ち帰れない:小型化、紙袋、後日配送を選びます。
- 連名なのに参加者名が分からない:カードに氏名を記し、匿名の『一同』だけで終えないようにします。
完成前のチェックリスト
- 負担額は任意参加で合意を得た
- 職場の贈答上限を超えていない
- 本人の苦手な食品や香りを避けた
- 持ち帰り方法がある
- 交換・有効期限を確認した
- 連名者の名前に誤りがない
よくある質問
Q. のしは必要ですか?
職場のカジュアルな贈り物なら包装とカードだけでも問題ありません。のしを付ける場合は表書きを『御退職御祝』または『御礼』とし、退職理由に合わせます。
Q. 商品券は失礼ですか?
実用的ですが、目上の方への現金類を避ける慣習や社内規定もあります。迷う場合は選べるカタログや消耗品が無難です。
Q. お返しを気にさせない金額は?
個人で1万円を大きく超える品は、近しい関係でない限り理由を添えるか、連名にしたほうが受け取りやすくなります。