この記事の内容
4分・5分・6分の時間配分
4分は冒頭10秒、新郎70秒、新婦70秒、二人70秒、結び20秒。5分は冒頭15秒、新郎90秒、新婦90秒、二人80秒、結び25秒。6分は冒頭15秒、新郎105秒、新婦105秒、二人105秒、結び30秒から調整します。
会場の上限が最優先です。食事中に流すか、全員がスクリーンを見る演出かでも体感が変わるため、式場の推奨時間と前後の進行を確認します。
5分ムービーの時間割
0:00〜0:15はタイトルと短い挨拶、0:15〜1:45は新郎、1:45〜3:15は新婦、3:15〜4:35は二人、4:35〜5:00はゲストへの感謝と締めに使います。写真量に差がある場合は各パートを10〜15秒調整します。
曲のサビへ無理に大切な写真を合わせるより、コメントを読み切れることを優先します。音に合わせる編集は、写真の切り替えを曲の拍にゆるく合わせる程度で十分です。
各パートの役割を一つに絞る
新郎パートは『夢中になると続ける人』、新婦パートは『人との縁を大切にする人』など、選んだ写真から自然に見えるテーマを一つ決めます。ただし人物像を説明しすぎず、部活や友人との写真からゲストに感じてもらいます。
二人パートはデート場所の一覧ではなく、出会い、距離が縮まった出来事、節目、何でもない日常、今日につながる一枚の順にすると変化が出ます。
年代順以外が向くケース
幼少期写真が少ない、二人が長い友人期間を経て交際した、共通の趣味が中心という場合は、『家族』『夢中になったこと』『大切な仲間』『二人の暮らし』のテーマ別構成も使えます。
テーマ構成では年齢が飛ぶため、章タイトルや写真の日付を添え、時系列が分かるようにします。同じ人物が複数章に出ても、役割が違えば重複ではありません。
締めは当日のゲストへ戻す
最後は二人の未来を長く語るより、『今日ここまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございます』と会場にいるゲストへ視点を戻します。式場から映像の冒頭や末尾に黒画面を入れるよう指定された場合は、その秒数に従います。指定がなければ、次の進行を妨げる長い暗転は入れません。
仕上げるまでの手順
会場の上限から各章へ秒数を配り、最後に通し試写します。
- 会場の上映可能時間と前後の進行を確認する。
- 年代順かテーマ別かを素材量で決める。
- 五つの時間枠へ写真を仮置きする。
- 各パートで伝わる人柄を一語メモする。
- 二人パートを出会いから今日までの変化で並べる。
- 締めをゲストへの感謝に戻し、全編を試写する。
よくある失敗と直し方
時間配分では、年表の均等さより各章の役割を優先します。
- 幼少期から現在まで、毎年一枚ずつ並べる。年表になり、人物関係や変化が伝わらない。節目と人柄が分かる写真だけを章ごとに選ぶ。
- 二人パートが旅行先の記念写真だけになる。場所は変わっても関係の変化が見えない。代わりに、出会い・節目・日常・現在と、それぞれ異なる時期の写真を入れる。
- 最後に長い抱負を全文表示する。ゲストが読み切れず、次の進行も止まる。感謝を一〜二文にし、詳しい抱負は挨拶で伝える。
完成前のチェックリスト
- 全体の時間枠が先に決まっている
- 各パートが同じ長さの年表になっていない
- 二人の関係の変化が三場面以上で分かる
- 章の切り替わりが分かる
- 最後にゲストへの感謝がある
- 会場の次の進行へ自然につながる
よくある質問
Q. 新郎と新婦を交互に見せてもよいですか?
同じ年の出来事を並べる演出はできます。ただし切り替えが多くなるため、名前や色だけに頼らず、どちらのパートかすぐ分かる見出しを入れます。
Q. 馴れ初めを詳しく入れたくありません。
出会いの説明は一文で十分です。初めて一緒に撮った写真、節目、最近の日常へ移せば、私的な経緯を公開せず関係の変化を見せられます。
Q. オープニングムービーと内容が重なります。
オープニングは当日の開始と二人の紹介、プロフィールはこれまでの歩みと感謝、と役割を分けます。同じ写真を使う場合もコメントと見せる目的を変えます。