この記事の内容
上映時間別の枚数と配分
タイトルや締めの表示に20〜30秒ほど取る前提で、上映時間ごとの配分を決めます。
一枚の表示時間は、短いコメントなら6秒前後、集合写真や二行コメントなら7〜8秒必要です。写真が動く演出を使っても、顔を探す時間は短縮できません。
- 4分:新郎9〜11枚・新婦9〜11枚・二人6〜10枚
- 5分:新郎11〜14枚・新婦11〜14枚・二人8〜12枚
- 6分:新郎13〜17枚・新婦13〜17枚・二人10〜14枚
新郎・新婦を同数にすべきか
同数は分かりやすい基準ですが、無理に揃える必要はありません。幼少期の写真が少ない側へ似た写真を足すより、最近の友人写真や家族写真を使い、全体で極端な偏りが出ないようにします。
二人パートが短い場合も、出会いから現在までの出来事をすべて入れず、関係の変化が分かる三〜五場面を選べば成立します。
写真が多すぎるときの削り方
同じ年齢、同じ場所、同じメンバーの写真が続く場合は代表一枚にします。画質の良さより、表情が見え、誰との関係を紹介したいかが分かる写真を残します。
どうしても残したい集合写真は、一画面へ二枚並べる方法があります。ただしスマートフォンの縦写真を何枚も小さく並べると、会場後方から顔が見えません。二枚までを基本にします。
写真が少ないときの増やし方
卒業証書、部活動の道具、暮らした街の風景など、本人の歩みを示す物の写真を新たに撮れます。家族へ『小学生のころ』のように時期を絞って尋ねると見つかりやすくなります。
同じ写真を拡大と全体で二度使うより、一枚を少し長く表示し、コメントで背景を伝えるほうが落ち着いて見えます。
仕上げるまでの手順
上映時間を決め、写真配分と表示秒数を仮編集で確かめます。
- 会場へ推奨上映時間と映像仕様を確認する。
- 上映時間(分)×6〜8枚を仮の総枚数にする。
- 新郎、新婦、二人へ35・35・30%で配る。
- 各パートで年代や場面の重複を一枚に絞る。
- 仮編集でコメントを読み切れるか確認する。
- 削る場合は同じ人物・時期・構図の重複から外す。
よくある失敗と直し方
枚数を優先すると、写真も文字も見えなくなります。表示時間から逆算します。
- 100枚の写真を5分に詰め込む。一枚約3秒未満となり、顔と文字を同時に追えない。修正するときは、代表写真を30〜40枚に絞り、残りはウェルカムスペースなど別の場で見せる。
- 枚数を揃えるため、似た自撮りを連続させる。変化がなく、人物関係も伝わらない。枚数差を許容し、家族、友人、活動が変わる写真を優先する。
- 集合写真を四枚一画面に並べる。会場後方から顔が判別できない。代わりに、一画面一〜二枚にし、必要な人の顔が見えるよう、写真をトリミングして少し拡大する。
完成前のチェックリスト
- 上映時間を会場へ確認した
- 一枚6秒前後を目安にし、集合写真や二行コメントには7〜8秒取っている
- 新郎・新婦・二人の偏りに理由がある
- 同じ年代やメンバーの重複を減らした
- 集合写真の顔が後方から見える大きさである
- コメントを読む時間も含めて試写した
よくある質問
Q. 7分のムービーは長すぎますか?
会場の進行と内容次第です。食事中に上映するか、全員がスクリーンを見る時間かでも体感が変わるため、プランナーへ推奨時間を確認します。長さを増やす前に重複写真を見直してください。
Q. 二人の写真が5枚しかありません。
5枚でも、出会い、初めての遠出、節目、日常、最近という役割を持たせれば成立します。指輪や思い出の品を新たに撮る方法もあります。
Q. ゲスト全員を写真に入れるべきですか?
全員を網羅する必要はありません。無理に入れると一人あたりの表示が短くなります。特定の友人だけが何度も続かないよう全体の偏りを確認します。